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ガンへ移行します。

ホルモンと女性

身体だけではありません。心についてもポスト更年期への備えは必要です。たとえば、あなたが現在53歳だとします。20才で成人式を迎えてから33年が過ぎ、もし平均寿命を全うする後半の人生がちょうど始まったばかりです。
としたら、今はちょうど成人期の折り返し地点。
人生が待っているのでしょう。
この先、どんなもちろん、若いときのエネルギーはすでにありません。寝る間も惜しんで遊び、仕事をした活力あふれる日々はもう戻りません。寂しさがないといえば嘘になります。また、将来を考えると、ガンやアルツハイマなど病気の心配だってあります。脳卒中で半身不随になる可能性もゼロではありません。しかし、若さを失ったことを嘆き、病気や訪れるかもしれない不幸を心配しながら、喜びや活力もなく暮らすには33年は長すぎます。
すでに失ったものを数えあげる時間があったら、今手にしている能力、将来伸ばしていける才能を数ぇて新しい生き甲斐を見いだし、その準備を始めるべきでしょう更年期の私たちには若さの代わりに豊かな経験があります。物覚えが悪くなった代わりに物事を分別する力が備わっているのです。いまや、更年期のあとにある人生は単なる余生ではすでになく、もうひとつの花開く人生なにか新しいことを始めるのに十分な時間があります。しかも、うれしいことは前半生と違って、結婚や子育て、家族の世話、会社の出世競争といった社会的な義務や責任が格段に軽減されているのです。
ガンへ移行します。
ガンも防げます。

  • 健康被害はさらに深刻です。
  • 神経が生
  • ホルモンのはたらきによるものです。

ストレスを感じたときに食べたり飲んだりするという

自由にいかようにも自分らしくあつらえられるのがポスト更年期の人生なのです。ここに登場してくださった体験者の方々のほとんどは、更年期のあとの人生をどう生きていくか答えをみつけていました。ある人はいままで最優先させていた職場を捨てました。また、大切だと思っていた広い人間関係を整理し、大切な仕事により集中できるような環境づくりを始めた人もいました。まさに、朝に大切だったものが午後にはそれほどでもないと気づいた結果でしょうか。また、更年期にキャリアを捨て、専業主婦になる選択などは人生80年時代だからこそ、独身女性の選択肢として大いにあっていいと思えます。症例でご紹介した何人かの嬉しい後日談をご紹介しましょう。前のページのピアニストの石田恭子さんは、現在ソシャルダンスとアルゼンチンタンゴにはまって、アマチュアの世界チャンピオンを目指して特訓中です。病院通いやカウンセリングにかかっていた費用が、そっくりダンスのレッスン費に移行し、経済効果は100%とか前のページの田口早苗さんは取材当時、出口の見えない状況で、とても気がかりだった方です。
その後、早苗さんは別の婦人科を訪ね、そこで会った医師との相性がよかったこと、処方された精神科の薬の効果もあって症状が改善。さらに医師のアドバイスで会社の社長に現状を訴えたところ、社長自身が男性更年期の真っ只思いがけず早苗さんの病状に深い理解を示して、2週間の休暇をとることができました。超がつく激務から解放されて休養を得られたのもさることながら、上司に理解してもらえたことが早苗さんにとっては大きな癒しになったようです。同じ前のページに登場した小学校教師の本橋小夜子さんは、学校を退職したあと、数カ月後再び学校に勤務するとになったと報告がありました。とはいっても「今までとは全く異なる身分と仕事内容」です。適度な刺激と緊張感を感じながらの仕事。「現在の選択は良かったと思う毎日です。自分のために使う時間を持てる喜びをしみじみと感じています」と手紙に綴られていましたポスト更年期の人生の設計図を書くために、大きな知恵をかしてくれる本があります。米国のジャーナリスト、ゲイル·シーヒィの著書『ニュー·パッセージ新たなる航路』徳間書店です。シーヒィは初めて更年期と正面から取り組んだ書として知られる『沈黙の季節』の著者としてよく知られています。

ガンも防げます。

医学書から学ぼう

ニュー·パッセージでシーヒィは、45才からの心の発達のステージについて考察するため、7年の歳月をかけて、国勢調査局と共同調査を行いました。その間に500人の男女へインタビューし、7880人の男女を対象に調査を試みています。
同書には更年期女性だけでなく、45才以降の男女を問わず人間の生き方のヒントがぎっしり詰まっています。ぜひ、ご一読をお勧めします。ただ、現在は版元に在庫がないようなので、図書館をご利用ください。
シーヒィは中年期について、次のような示唆に富んだ助言をしています。
『第二成人期』(シーヒィは40代半ばからの人生をこう名付けた)への移行期間と取り組む年齢には、男も女もかなりのばらつきがある。もし、標準があるとするなら、45歳は若さの晩年を意味し、50歳は『第11成人期』の青春の始まりである。
中略『小さな死』は必要な冬なのだ。そこで休息し、強くなり、栄養をとりこれから来る長い成長の季節に備えるのだ。実際には、永遠に続く春のように見えていたわたしたちの若い成人期の終わりが見えてきたときこそが、わたしたち自身を作り直すチャンスなのである。
「心理学的には、新しい自我が生まれる前には何かが死ななければならない」といいます。一定のキャパシティの中で新しい何かを得るためには、手持ちのものを捨てなければならないのは当然でしょう。
治療を受けておく

細胞が毎日少しずつ骨を溶かしている。

女性の更年期はいわば死と再生を体験する時期だと考えるなら、人生の中でもただならぬとき。あせらず、ゆっ休み休み事を進めるにかぎります。そして、「更年期をなにごともなく過ぎてしまう人もいるのに、なぜ私ばかりがこんなにつらい思いをしなければならないの」と嘆いているとしたら、こう考え直してみてください。
更年期はつらい分だけ、あるいは失うものが多いほど、より新しくより豊かで充実したポスト更年期が約束されているのだとでは、ポスト更年期の人生、より豊かで充実したものにするためにはどうしたらいいのでしょう。シーヒィが考える、第二成人期でもっとも成功する人たちとして、同書の訳者の田口佐記子さんが、まえがきで簡潔に記しているので、ご紹介しましょう。

  • 人と競争したり人を喜ばせるだけに生きるのを、もうやめた人
  • それをしていると時間のたつのを忘れてしまうことを見つけた人
  • 家族、友人、他人と意欲的に連帯しようとする人つでもよいから何かを社会に還元しようとする人ポスト更年期、まだ先の展望が見えないというあなた、まずは自分のために使う時間を持てる喜びを大切に、夢中になれるものを見つけることから始めましょうか。
    今まさに更年期の川を渡りつつある人、岸辺に立ち尽くしている人、川が視野に入ってきた人。そうした女性たちにとって、本書が更年期の川を渡る際、「渡りに船を得たるがごとく」お役にたてれば、こんなうれしいことはありません。

    メタボ世代がかかりやすい病気

    からだの部位別に病気を分類し、それぞれの病気の症状や原因、検査法、治療法などを解説します。
    検査結果で疑われる病気があったら、その病気について知っておきましょう。

    高血圧

    いま医療機関で治療を受けている人のなかで、いちばん多い病気が高血圧で、で70%を占めています。

    薬野菜を買うこともできます。

    女性は各年代で男性より約10%少なくなっています。
    患者数は約750万人と推定されています。
    その割合は、男性は40代で40%、50代で50%、60代で60%、70才以上高血圧は脂質異常症高脂血症とともにサイレントキラーといわれます。どちらもほとんど症状はなく、腎不全などの重大な病気を起こして死に至る恐れがあるからです。音もなく忍び寄る殺し屋というわけです。
    知らないうちに脳や心臓、腎臓などの血管が障害され、やがては脳卒中や心筋梗塞日本人の死因の第1位はがんで約30%、因の一つが高血圧なのです。
    第2位と第3位は心臓病と脳卒中で、合計すると30%を超えます。

    つまり、日本人の3人に1人は心臓病や脳卒中で亡くなっているわけですが、その重要な原症状·原因.二次性高血圧
    本態性高血圧
    高血圧には、態性高血圧は、他の病気が原因で起こる年齢とともに血管の弾力が失われたり、と、汚れがたまって血管が狭くなったりするなど、はっきりした原因がわからないのに、中高年になって始まるとがあります。
    高血圧患者のほとんどが後者です。
    本老化現象が要因になっていると考えられます。
    血圧は絶えず変動しており、一般に、寝ているときには低く、起きて活動していると上昇します。早朝は低く夕方になると高くなりますが、もし朝起きたときの血圧が高かったら、動脈硬化が進んでいる可能性が高いので要注意です。また、気温の高い季節は低めになり、寒い季節は高くなりがちで、冷たい刺激は血圧を上昇させます。
    病気で予後不良

    症状が主体の急性期によく使わ
    症状が主体の急性期によく使わ

    健康を守ってくれています。

    血圧は精神的な影響を受けやすく、怒ったり興奮するなど精神的緊張が高まると上昇し、リラックスしていると下降します。医療機関で血圧を測ると、緊張してふだんより血圧が高くなることがあり、白衣性高血圧と呼ばれます。
    また、本態性高血圧は素因が関係していて、約70%に遺伝関係が認められます。両親に高血圧の人がいたら、30代から血圧に注意をはらうようにしたいものです。
    初期の高血圧はほとんど症状がありません。進行すると、頭痛、めまい、動悸などの出る人もありますが、出ない人も多いため、症状に頼るのでなく、こまめな血圧測定で発見に努めることが大切です。検査·診断.血圧の検査は単に血圧を測定するだけでなく、関連のある病気について調べる検査が行われます。二次性高血圧が疑われるときは、その原因となる、腎臓病糸球体腎炎、腎盂腎炎などや木ルモンの病気(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫など)を調べるために、血液や尿の検査が必要です。また、高血圧のために起こる動脈硬化の進行度を知るため、胸部X線検査、眼底検査、心電図検査、頭部CT検査などの検査も行われます。
    血圧は変動しやすいため、1日に時間を決めて、2~31回測った結果によって診断されます。収縮期血圧140mmHg、または拡張期血圧90mmHgを超えると高血圧と診断されます。
    高血圧学会が示しているコントロールの目標値は、65才以上の高齢者は14090mmHg、64才以下の人は135/85mmHgです。治療が必要とされるの数値は、ほかのさまざまな条件によって違ってきますが、収縮期血圧が160mmHg以上、拡張期血圧95mmHg以上が目安になっています。

    治療

    高血圧であることがわかっても、よほど血圧が高い場合をのぞいて、すぐ降圧薬を投与することはありません。まずは生活指導を行います。塩分を減らす、太りすぎを解消する、不摂生や過労を避け睡眠と休養を十分にとる、ストレスをためない、運動不足を解消するなどです。そうした生活改善をしても、あるいはできなくて、まだ血圧がt分に下がらないときに、はじめて降圧薬を投与することになります。

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    細胞にダメージを与えるのでしょうか。

    病気で予後不良

    が、もともとメイクアップの専門家。「技術屋なので食いっぱぐれがないと思っていた」ようです。
    私が南田さんにお会いしたのは退職して1年あまりたったころ。会社をやめて大きく変わったことはありますか、と尋ねると即座に「みんなから顔が変わったといわれますよ。以前はよく主人に『また眉間に皺を寄せて』といわれてたのがすっかりふっくら穏やかな顔になったようですよ」
    と答えが返ってきました。ウツ的な症状の中で不眠が完全によくなっていないものの、した。一時途絶えていた友人たちとの飲み歩きも復活しています。
    他はすっかり消えま退職後の生活についてサラリーマンはみんなそうだと思うけれど、朝起きると習性のように会社に足が向いてしまう。恐ろしいもので。それがなくなるのに半年かかりました。とにかくやめて、24時間を、1週間を、1か月を全部自分の都合で決められる幸せをしみじみ思います。
    母親に対しても『私、○日から△日まであいているからそっちへ行けるわ』と存分に親孝行ができる。実家へ帰っても日曜日にあわてて帰京しなくてもいいのが幸せです。それ以外にも、南田さんはいままで味わったことがなかった幸せをいくつも味わうことに。たとえば会社をやめてまもなく夫がたまたま怪我をして入院。それ自体は不幸でしたが、何十年も入院などしたことがなかった夫の2週間ほどの入院中、毎日病院へ通いました。存分に看病できる幸せ。当然、夫も喜びました。
    結婚した当初から忙しく仕事をしていた南田さんは、夫に満足にいってらっしゃいと送り出し、おかえりなさいと迎えたことはほとんどありません。仕事をやめて、家にいる時間が多くなると、食事もせっせと作るように。自然と夫も早く帰宅するようになり、2人で家で食事をとったり、ときには外食をしたり。遊びにでかける機会も増えていきました。
    現在はメークアップアーチストとしてフリーランスで仕事をするほか、美容学校でも教え、月の半分程度仕事を入れ、残りの時間はフリー。少し時間ができると、さっと電車に乗って旅行へも出掛けます。夫とゴルフへでかける回数も増えました。楽しみながら余裕を持って生きる生活は、これまで考えられませんでしたもちろん仕事への意欲も十分。

    うつの初期段階だとも言えるでしょう。
    症状のないことが多く

    • 症状といえます。
    • 薬の効果があらわれている証である
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    認知症に前頭葉

    南田さんがこれからも進歩していけると思えるのはどんなことでしょうと尋ねるとやっぱり美容のことですね。最近は年配の方でもきれいな人が増えている。50、60代の方はまだまだ若くてみんなおしゃれや美しくなることには関心があって、教えて、教えてと聞きにきてくださる。雑誌は残念ながら若い女性が対象のものばかり。私もたとえばリフォームのことについて建築家に教えてもらいたいことがあるように、私もみんなに伝えられること、役にたつことがあるのではないかしら。自分の知識や持っている技術で世の中に還元できることがあるのではないかと思っています。われわれ団塊世代はこれまでも流行をリードしてきたという自負がありますが、これからも我々の世代やそれより上の方たちのお役にたちたい。こうす。ればきれいになりますよとか、ここを押さえておけばいいというポイント、口紅の色などなど。自分のライフワークをみつけたと思ってます。私はこの仕事が嫌いじゃないからずっと続けていくでしょうし、喜んでもらえて、それがまた嬉しい、励みにもなります。70代の人でさえおしゃれに十分関心があるのですから、60代の方たちだってまだまだ可能性がいっぱいですもの。そのお手伝いをしたいですね
    と答えて、こう付け加えました。

    「あと、30年くらいは大丈夫じゃないですか、オイルを入れ換えましたから」

    で紹介した経験や症例から生まれた更年期を乗り切る知恵、

    楽にする秘訣い人から更年期じゃないですかと感情的に言われる。
    心得ておきましょう若い人にとって更年期ってどんなイメージかと尋ねてみると、「なんだかよくわからないけれど、調子が悪くなるもの」だったり、「元気だった人が急に具合が悪くなるもの」だったり。ちょっとつかみどころのないものといった答えが返ってきます。若い人から更年期を指摘されたら、「いつもと様子が違うけれど、大丈夫?」と心配していると解釈してはいかがでしょう。若い人の無礼を怒ったところで虚しくなるだけですからいい年をして感情の抑制が効かなくなるのにとまどう1更年期症状のひとつ更年期になると顔がほてる、汗っかきになる、動悸、息切れがするといった症状に始まって、夜寝付きが悪い、くよくよしたり憂ウツになったり……、これまでにはなかったさまざまな不快症状が顔を出すようになります。

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    病気をコントロールするためこのケースの亜紀さん

    そうなると気分も平常心ではいられません。イライラしたり、ちょっとしたことで腹がたったりしやす。くなりがちです。
    また、女性ホルモンのバランスのくずれは感情の中枢である視床下部にも影響を与えるために、感情の抑制が効かなくなるという症状は更年期に珍しいものではありません。ほかにが重なる時期でもあり、かつてないほど大きな精神的負担がかかっていることも考えられます。いい年をしてと自分を責めるのではなく、この年だからとありのままを受け止めると気が楽になるのでは。
    ら年齢は大きなライフイベント以前なら覚えていることをきなくなる。
    更年期年齢から始まりま50才前後くらいから物忘れがひどくなるとは、私自身も含めた、更年期の友人ほぼ全員の証言で、物忘れに関する話題になるとそれぞれ体験談が尽きないほどです。
    しかし、更年期を過ぎた60代の先輩たちは、「物忘れがいちばんひどかったのは更年期の頃だった」とも言います。いずれにしても物覚えが急速に低下するのが更年期の時期更年期症状というより、老化現象でしょう。
    ただ、更年期のウツ症状の可能性もあるので注意が必要です。前述したようにウツ状態になると行動とともに思考にもブレーキがかかり、書類を読んでも上の空、人の話を聞いても記憶に残らないということがおこりがちです。たえずメモに残しておく心がけ。
    こんなささいなことが更年期を楽にしてくれる物忘れに歯止めをかけたメモ用紙物忘れを嘆いても始まりません。
    私自身は記憶力の衰えの激しさに恐れをなして、メモ用紙の消費量も多くなりました。
    いと3年ほど前から毎日日記をつけることを心がけています。
    を愛用している更年期女性、多いようです。
    ちょっとした生活の知恵を働かせると、更年期がたいへん楽になります。
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    薬だけが吸収されて

    にずっしりのしかかっている仕事という荷をおろしたい1更年期症状の一つ更年期にあるキャリアウーマンにとって、体力の衰えや元気でやれる時間は限られてきたといった自分の限界を痛切に感じるのは、なんといっても仕事においてでしょう。そんなとき、仕事の理想を高く掲げてきた人ほど荷は重く感じるものです。達成感が得られないとしたら、あせりや挫折感を味わうこともこの時期にはありがちです。しかし、見方を変えるならこれは人生の転換期といえます。
    俵という荷をおろしたいというのは、まさに若いときに掲げた目標や理想を目指す生き方では、今後の人生全体を支えきれないと感じている証拠知らず知らずのうちにこうした問いなおしの作業を行っているのが、仕事を持つ女性たちの更年期ではないでしょうまだ30年余りあるこの先の人生、のしかかっている荷を全部おろすのか、半分にするのか、これから先の新のたな自分らしい人生を演出していくための選択の時期なのです。
    はなく、自転車や歩きを楽しもう
    という気持ちになればしめたもの全力疾走で駆け抜けるのも人生ですが、それだけが人生のあり方ではないのはいうまでもありません。とくに寿命が飛躍的に延びている我々の時代は、平均寿命の86才まで全力で走りつづけることなど到底不可能ここらで走って気持ちのいいペースを改めて確認してみるのも悪くないのでは船や自転車、歩きを試してみると見えてくる景色もちがいます。そのうえで、いろんな乗物を使い分けられるようになれれば楽しさがさらに広がります。
    |年を出してしまう自己のきっかけとしめたもの更年期の体力や気力の衰えは、言葉をかえれば無理がきかなくなるということです。

    薬の処方にもかかわります。

    がんばってやってきたことががんばれなくなる、それまで我慢できたことができなくなる、抑制がきかなくなってつい出したくない地金が出てしまうという失態も多くなります。そんなとき、失態を演じた自分をだからダメなんだと責めるのではなく、そんな素の自分を受入れ、中年期から老年期にかけてダメな部分をひっくるめてどう付き合っていくかを改めて考えてみるのはいかがでしょう。
    が増える1更年期ウツ症状のひとつと心得ましょう更年期のウツ状態になると外出がおっくう、人と会うのがいや、趣味の楽しみにも興味がなくなる。となると仕事ででかける以外には家で閉じこもりがちになり、ストレスがますますたまってつい食事とアルコールだけがはけぐちになってしまうことに。
    もちろん、その逆にまったく食欲をなくしてしまうケースもあります。
    自分が信じられなくなるしたことがないと更年期に入って体力的なことも気力についても否定される出来事が続くと、うのだろう、自分は大丈夫だろうかと思うのは、あなただけではありません。
    ば少しは気が楽になるでしょう。
    この先いったいどうなってしま典型的な症状のひとつと考えれングの、心字を知っていることが更年期をる助けになりまユングはフロイトと並んで無意識の世界に光を当てたスイスの精神医学者として知られています。ユングは「今日のライフサイクル研究の祖」といわれ、とくに中年期に関して心の発達について初めて注目した人として知られています。ユングについては心理学者の河合隼雄さんの一連の著作が入門書としてお勧めです。
    また、中年期あるいは更年期の心の発達に関して理解を深めたいという方には、『中年からのアイデンティティ発達の心理学』岡本祐子、ナカニシヤ出版、『ニュー·パッセージ新たなる航路』G.シーヒィ、徳間書店などが参考になるでしょう。

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    薬のように体内に注入して
    薬のように体内に注入して

    症状があって

    芸は身を助くならぬ知識は身を助くというわけです。
    や医療に頼ら年期と全面るそんな垂、越え方もあるの「中年期には人生の大きな転機がくる」。その大前提を理解し、さらにどんな事態が起きてくるのか認識していれば、更年期に現れる心身のさまざまな諸症状にもみだりに動揺せずに、乗り切れるかも知れません。備えあれば憂いなしは更年期対策にも当てはまります。ただし、それはたしかな情報に裏打ちされてのもの。とくに更年期からは無理は禁物です。いつでも他人の助けを求める柔軟な姿勢が大切でしょう。
    は自力るのがいちばん。
    これもユングの心理学から得た心構えでさまざまな更年期の症状を乗り越えて、より自分らしい後半生の人生をどう切り開くのか。更年期外来も心療内科もカウンセリングもあくまで強力なサポーターです。最終的には転換期を乗り越えて、自分らしく生きられる進むべき道を見つけられるのは、自分でしかないということでしょう。
    が深くなっていく
    ……そんな中年期を知っておくと楽になりま女性にとって更年期はまさに混沌という言葉がぴったりかもしれません。それまであたりまえのようにできていたことができなくなり、見えていたはずの将来が見えなくなったり、わかっているつもりだった自分がわからなくなる。まさに頭の中は混沌として、まるで霧の中に入ってしまったような状況が更年期です。
    てればいいのに
    と気づくのが更年期。

    これも前もって知っておくと楽になりまこれまではずっといろんなことに挑戦し、自分の可能性を試しつつ、領域を広げ続けてきた人が、更年期に入ったとたんに気づかされることはそれは、人生の残された時間の狭まりや自分の能力の限界です。これまでと同じペース、同じ分量でやり続けるのはもう無理と気づいたときに、混沌状態から抜け出すには、身の回りにある過剰になっているものを捨てる。これが第一歩ではないでしょうか。
    仕事を変えた人、人間関係を整理した人、自分自身へのこだわりを捨てた人……。
    年期症状の回復があざやかで、予後も良好のようですが。
    捨て方が大胆な人ほど更台が回転する、「周りに見えるそれまでと違う」。

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    細胞の外と内とで量の差がある

    うつの初期段階だとも言えるでしょう。

    生活上の注意点塩分は高血圧の重要な原因、塩辛いものを控え、塩分の摂取を減らそう。
    太るほど血圧は上昇する。食べすぎをやめて肥満を予防し、太っている人は減量が大切。
    不摂生や過労を避け、睡眠と休養を十分にとろう。
    悩み事や心配事は積極的に解決して、ストレスはため込まないように。
    適度な運動は血管の柔軟性を保つ。よく歩き、こまめに体を動かして運動不足を解消。
    便秘も高血圧の大敵。野菜と水分をたっぷりとって便秘を解消しよう。
    カリウムは塩分の害を減らしてくれる。さといもやバナナなど、芋や野菜·果物を十分に。
    脂質異常症高脂血症血液中の脂質コレステロールや中性脂肪などが多くなりすぎた状態を脂質異常症といいます。以前は高脂血症といわれていたものです。血液中の脂質が増えすぎると、それが血管壁にたまって血液の通り道を狭くし、動脈硬化を進めます。心臓の筋肉に血液を供給する冠動脈で動脈硬化が進行すると、狭心症や心筋梗塞を起こします。脳の血管で動脈硬化が進行すると、脳梗塞を起こしたり、認知症の原因になったります。
    コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料となる脂質であり、中性脂肪は余分な栄養分を脂質に作り替えて蓄えたもので、いずれも必要不可欠です。
    コレステロールも中性脂肪ももとは脂質ですから、血液という水分の中では分離してしまうので、リポたんぱくというカプセルに詰めて血液に溶け込ませ、運ばれていきます。そのうち、体の各部分へコレステロ-ルを配達するのがLDL、余分なのを回収してくるのがHDL、それらの合計が総コレステロールです。ですから、LDLが多すぎれば血管壁に残されるコレステロールが増えて動脈硬化が進み、HDLが多ければ回収されるコレステロールが増えて、血管壁がきれいになり、動脈硬化が予防されます。それゆえ、HDLを善玉コレステロール、LDLを悪玉コレステロールと呼びます。
    中性脂肪が血液中に増えると、血液中のLDLが増加し、HDLが減少して、動脈硬化を進行させることになります。
    症状·原因.症状は初期のうちはほとんどありません。
    なったりするなどの症状がみられます。

    ホルモンと女性
    細胞や血液から水分を奪い

    • 医学博士
    • 症状についての知識が不可欠。
    • 細胞を死滅させるのです。

    検査より子宮腔内の観察が楽にできるうえ

    進行すると、特にまぶたにできたり、手のひらの筋が黄色みを帯びたり、アキレス腱が太く小指の先くらいの小さな黄色っぽいふくらみが皮膚それ以前に、これらの症状が出てくるのは、かなり進んでからですから、血液検査などで発見しておくことが大切です。
    食べすぎによる肥満がいちばんの問題点です。
    甘いお菓子の食べすぎ原因は食生活にあり、とアルコールの飲みすぎが原因です。
    コレステロール値が高いのは、肉類やバターなどの動物性脂肪のとりすぎ、中性脂肪値が高いのは、運動不足も原因になります。
    検査·診断.中性脂肪の値を調べます。
    血液を採取して、行います。
    また、動脈硬化を進める因子である、眼底検査、血糖値、頭部CT検査などで脳の血管の状態をチェックします。

    総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、尿酸値についても調べ、血圧測定も異常があって動脈硬化が心配されるときには、精密検査として、胸部ㄨ線検査や心電図検査で心臓を調べ、総コレステロールが220mld1以上、あるいはLDLが1401、de以上の場合を、高コレステロール血症J.HDLが40m0de未満の場合を「低HDLコレステロール血症」、を「高トリグリセライド血症」といいます。このうち一つでもあれば脂質異常症とされます。これらが合併している人も少なくありません。
    中性脂肪が150mlde以上の場合<基準値>|150-219mg/dl男性40~86mg/dl女性40~96mg/de70.-139mg/dl50149mg/de総コレステロールHDLコレステロールLDLコレステロール中性脂肪|治療.改善のために大切なのは食生活です。

    細胞や血液から水分を奪い

    免疫力の武器となるやく

    師はこれらの生活改善を指導して、食べすぎ飲みすぎをやめて、肥満を解消し、動物性脂肪の摂取を減らすなどです。
    また、散歩などの軽い運動で構いませんので、継続して実行します。
    医それでもまだよくならないときに、薬を使用します。
    さらに高血圧、脂質異常、最近、特に問題視されているのが内臓脂肪の害です。内臓脂肪とは内臓やその周囲にたまる脂肪で、糖のうち2項目以上が重なると、「メタボリックシンドローム内臓脂肪症候群」と診断されます。
    腹囲でそれを測定します。
    男性85cm、女性90cm以上あって、高血内臓脂肪は増えるとすぐに血液中に放出され、血液中の中性脂肪が増加します。その結果、悪玉のLDLが増え、逆に善玉のHDLが減少してしまうのです。また一方で、内臓脂肪が増えると、インスリンの働きが低下して血糖値が高くなる、動脈の傷の修復が妨げられる、血圧が上昇する、血が固まりやすくなる、などが起こります。このように、内臓脂肪は動脈硬化を進め、糖尿病を引き起こし、血栓を作って、心筋梗塞や脳梗塞の引き金にもなるのです。それゆえ、内臓脂肪を減らしてメタボを改善することも治療にとって重要です。
    生活上の注意点肥満を防止する。
    太っている人は減量の努力を。

    食べすぎをやめて、糖質のとりすぎをしない(砂糖、和菓子、ケーキ、清涼飲料など)。
    牛肉、豚肉、バターなど、動物性の脂肪の摂取を控える。
    魚類を多めにとる、魚の油には脂質異常を改善する働きがある。
    野菜、きのこ、海藻、果物など食物繊維の多いものをとる。
    卵、魚卵、レバーなど、コレステロールの多い食品を控える。
    アルコールの飲みすぎをしない。
    適度な運動をし、日常生活のなかでこまめに体を動かす。
    睡眠と休養を十分とり、規則正しい生活を。
    心配事や悩み事は積極的に解決して、精神的ストレスをためない。

    狭心症、

    こうそく心筋梗塞年をとると血管も老化が進み、弾力を失うとともに、年齢とともに動脈硬化が進みます。
    血管の内側に汚れがたまって、血液の通り道が細くなります。
    この現象を動脈硬化といいます。

    治療費が高い

    ケアが大切統合失調症という

    心臓の筋肉に血液を供給している冠動脈もその結果、心臓の筋肉が必要とする酸素と栄養供給が細くなった血管からでは間に合わなくなり、どして、心臓に負担をかけたときに起こりやすく、これを労作性狭心症といいます。
    胸が痛むなどの症状が現れます。
    これが狭心症です。
    早足で歩いたり、階段を一気に上るなまた、動脈硬化とはあまり関係なく冠動脈の血管がけいれんするために血液の通り道が狭くなって狭心症を起こすケースもあります。
    これを血管攣縮性狭心症あるいは安静時狭心症といいます。
    さらに動脈硬化が進行すると、血管の細くなったところに血のかたまり血栓が詰まり、血液が供給できなくなり、そこから先の筋肉が死んでしまいます。このとき、激烈な痛みに襲われます。
    これが心筋梗塞です。
    症状·原因立ち止まって1~2分休んだら、朝、家を出て少し歩いたところで、急に胸を締めつけられるような痛みを感じたので、を持っている方はいませんか。これは、まさに狭心症の症状です。
    痛みもおさまったので歩きだし、そのあとは何もなかった…。
    そんな経験狭心症の発作は、心臓が働きを高めたときに起こりやすいのです。たとえば、歩き始め、運動のし始め、急ぎ足になったとき、したとき、腹を立てたとき、タバコを吸ったときなどです。

    細胞レベルの研究

    こうした条件が重なると、特に起こりやすくなります。
    坂や階段をしるとき、食事のあと、寒いところにいたとき、興奮狭心症の自覚症状は、ともあります。
    胸が締めつけられるような痛みで、その痛みが左肩や左腕の内側、あるいはあごに向かって走ることもあります。
    人によっては、胃の痛みや奥歯の痛みとして感じるこしかし、静かに休んでいると間もなくおさまり、まいがちです。
    その後はまったく平常にもどってしまいます。
    前と同じように、あるいはもっと早足で歩いても、何ともないものですから、つい見過ごしてしもしも、こうした症状に思い当たったら、すぐに専門的な検査を受けてください。
    になり、やがて心筋梗塞へとつながっていきます。
    狭心症は短時間で症状がおさまり、それで死ぬことはありませんが、放つておくと繰り返し発作を起こすよう方、心筋梗塞が起こると、焼け火箸を突き刺されたような、鉄の爪で引き裂かれるような、などと表現される激烈な胸痛に襲われます。

    そのまま死に至ることも少なくありませんから、すぐ命は助かっに救急車を呼んで専門施設(CCU:心疾患集中治療室。主に心筋梗塞などの冠動脈疾患の患者を治療する施設)たとしても心臓の一部が損傷されてしまうため、心臓の能力が低下することになります。
    のある病院に入院しなくてはなりません。
    心筋梗塞の発作が起こると、検査·診断発作が起きたときでないと心電図に変化は現れません。
    狭心症を診断するには、心電図検査が決め手になります。
    しかし、そこで運動をしながら心電図をとる運動負荷心電図や、携帯用のホルター心電計をつけたまま1日生活をして記録する、24時間心電図をとると、だいたい診断がつきます。
    そのほか、血液検査で動脈硬化を進める危険因子であるコレステロール、心臓核医学検査、心臓カテーテル検査などを行います。
    中性脂肪、血糖、尿酸などを調べ、血圧を測定します。
    さらにくわしく調べるには、胸部ㄨ線検査、心臓超音波検査血管の詰まった部位を見つけ、心筋梗塞が起こったときには、緊急検査として、血圧と心電図をモニターしながら冠動脈造影を行い、経過を観察するためには、狭心症の場合と同じ検査が行われます。
    同時に血流を再開させる再灌流療法を施します。
    その後の治療.狭心症発作が起こったときには、安静にすることが大切です。医師にかかっている人であれば、ニトログリセリンなどの血管を広げる薬を処方されているはずですから、それを服用します。

    ホルモンと女性

    症状から始まったケース
    症状から始まったケース

    病気の芽を早めに摘み取ろう

    狭心症の治療目標は、発作が起こらないようにし、心筋梗塞へと進むのを防ぐことにあります。そのため、冠動脈を広げて血流量を増やす薬や血栓を予防する薬が使われます。カテーテルを挿あるいはバイパスを作る手術などを行うこともあります。
    舌下錠を用いてもよくならない、入して狭くなっている冠動脈を広げる、バルーン療法やステント挿入術、心筋梗塞を起こし、胸の激しい痛みを訴えて倒れたときは、院に行き、入院治療する必要があります。
    楽な姿勢で寝かせ、安静にします。
    10分以上も痛みがおさまらないときは、救急車でCCUのある病医療機関では、すぐに心電図を調べ、冠動脈造影で梗塞を起こした場所を確かめ、再灌流療法などを行います。
    ら、狭心症と同じように冠動脈の血流をよくする薬を用い、バイパス手術が適応であれば実施します。
    同時に、不整脈が起こりやすいので、その予防措置をとります。

    急性期を過ぎた多くの人は高血圧や脂質異常症などの生活習慣病があるので、狭心症でも心筋梗塞でも、行することが肝心です。
    その治療も行います。
    また、日ごろから病気の治療をきちんと行い、食事をはじめとする生活管理を実さまざまな調査や研究によって、狭心症や心筋梗塞の原因である動脈硬化を進める危険因子リスク·ファクターうにすれば、狭心症や心筋梗塞の予防が可能です。
    といわれるものが明らかにされています。
    この危険因子をなるべく減らすよ生活上の注意点脂質異常症、糖尿病、動脈硬化の原因になる病気を治療し、コントロールする。
    高血圧、心臓病の重大な危険因子であるタバコをやめる。
    肥満を解消し、予防する。
    適度な運動は血管を柔軟にして動脈硬化の予防に役立ち、また肥満の解消·予防にも効果がある。

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    治療を受けておく

    うつといって

    これも更年期の混沌があり霧が深くなっていくような更年期を通過したとき、自分をとりまく景色が違ってみえたとしてもそれは驚くにあたりません。舞台が暗転して、第2幕、つまり午前とは違った午後の人生の始まりにふさわしい場面設定と思えればしめたものです。
    自分をするのはむずかしいものそれができないからと自分を責めない他人のことはよくわかっても、自分のことはよくわからない。健康な状態でも自分を客観視するのはむずかしいもの。それが更年期のウツ状態になると、自分をマイナスに評価して責め、それでまた症状を悪化させがちです。ウツとはそういう病気だということをよく理解しましょう。ウツ状態を改善させるためには、薬の効果も侮れません。しかし、大事なことはストレスの元を断つこと。
    キャリアウーマンの更年期を重くしている原因にありがちなのは社会的プレッシャー。ライフスタイルなどにも問題があるかもしれません。自分では気づきにくいことだけに、専門のカウンセラーの助けは効果的です。
    が辞められないとに対する考えを変えてみましょうキャリアを持つ女性たちにとって最も大きなストレス源になっているのは仕事です。仕事を辞められればことは簡単でしょうが、だれにも可能なわけではありません。また、たとえやめたとしても、今度は仕事がないことがストレスになりかねないことも十分考えられます。
    仕事を辞められないとしたら、仕事に対するこれまでの姿勢を変えてみることも、ストレスを軽くするコツです。がんばりやさんはどうしても常に自分の力量を出し切って仕事をしようとしがち。人に任せられない完璧にやらないと気がすまない、仕事によっては手抜きしてというのができない。そうするとストレスや疲れもたまりがちになります。ある仕事は90%、あるものは80%、ときには合格ラインぎりぎりの70%というのがあってもいいのでは更年期をすぎたらいつも出来る女は卒業です。30代、40代、50代、それぞれの年代で仕事のやり方は違うのが当然でしょう。

    治療費が高い
    免疫力が弱く

    • 症状を引き起こします
    • 検査を予習として行ってはいけません。
    • ホルモンの分泌が極端に低下してくる。

    ガン検診も忘れずに脉炎尿道から雑菌が入

    よくならないかがあるとしたらを変えることを考えましょう更年期の諸症状はホルモンのバランスの崩れだけでなく、その人の置かれている環境的な問題や性格などもかなり大きく影響するということはすでに述べたとおりです。ホルモンの問題であればHRTで解決します。しかし、原因が環境的な問題からきているとしたら、HRTでは解決しません。対症療法的な処置として薬で症状を軽くすることはできても、根本的な解決にはなりません。やはり、環境を変えるか、環境を変えられないとしたら、自分の考え方、生き方を変えることを考える必要があるでしょうアイデンティティの再体制化のプロセス
    それが更年期なのこれまでの症例でみてきたように、更年期の時期、女性たちはいままでにない心身の変化多くは否定的な変化ですがを体験しています。
    そして、その思いがけないつらい体験が契機となって、これまでの自分の人生を振り返り、これから先の生き方を改めて模索し始めます。その結果、職場を退職したり、仕事の方向転換をしたり、さまざまに軌道修正を行っています。そして、多くの場合、より納得できる、より自分らしいと感じられる新たな人生を探りあてています。こうしたプロセスを心理学者の岡本祐子さんは「中年期のアイデンティティ再体制化のプロセス」と呼んでいます。むずかしい言葉ですが、わかりやすくいえば、自分自身が何なのか再び知り、自分をたて直す過程と理解してください。
    の役にたつような仕事をしたい1ポスト更年期の生活を豊かにするヒント更年期からの人生、自分らしいと感じられる人生を模索するとき、大切な2つの軸があります。
    それは自分自身の能力や可能性をさらに伸ばしていく楽しみと、自分はだれかの役にたっているという喜びです。

    免疫力が弱く

    認知症がタイプ

    老人介護をする、自分の経験を活かして若い人を育てる、ボランティアで海外の人々と交流を持つ……そうした交流は人の役にたつだけでなく、自分自身に磨きをかけることにつながるのではないでしょうかの頃を思い出し、自分自身の原点に戻ってみるのも解決のひとつのこれまでの環境を変えてみようと思ったとき、あるいは後半生いったいどう生きていくのが自分らしいのか迷ったとき、自分自身の原点に戻ってみると解決の道が開けるかもしれません。子どもの頃、将来どんなことをしたいと考えていたのか、どんなことに目を輝かせていたのか思い出してみてください。けっこう、そこに自分らしさをみつけるヒントがあるものです。
    に会うのが苦痛に感じる1更年期のウツ狀のひとつ。
    あなただけではありません人に会うのがいや、外出がおっくう、電話に出るのもいやというのは、取材した更年期ウツ状態の方々に通した訴えでした。しかし、仕事を持つ女性たちは、どんなに具合が悪くても職場ではそんなそぶりを決して見せずに頑張ってしまいます。そのかわり週末はほとんど家に閉じこもっていて、家族とも口をききたくなかったと証言しています。
    手の言葉を素直に受け止められない1更年期のウツ症状。

    自分を責めないウツ状態になると、自分はつまらないだめな人間だと自分を責めます。実際には自分には責任のないことでも、自分が悪かった、自分のせいでこうなったと責めるのが、ウソの特徴のひとつ。まわりがどんなにそうじゃないと否定しても、自分にすっかり自信をなくしているため、相手の言葉を素直に受け止められません疑心暗鬼になっているのは自分のせいではなく、病気のせいだと知っておきましょう。
    な人にも打ち明けられないからといってり切ろうとしないでください「更年期障害の重い人ほど話すことがいっぱいある」という証言を再度思い出してください。
    けで乗り切れるものではありません。たとえば、ぎっくり腰が精神力だけで治るでしょうか。
    病気は精神力だそれと同じです。
    の家族や専門家の力を素直に借りることが大事です。

    うつといって

    うつ患者です

    年期になると、会社の景色がいままでとは違って見えま40代半ばを過ぎて更年期の年齢になると、キャリアウーマンとしてバリバリ仕事をしてきた女性たちも、個人としてこの会社でどこまで自己実現ができるかという先が見えてくるものです。そのとき、独身女性はふと「結婚もしないで、自分はこんなことをしてきてよかったのだろうか」と、自分をポジティブに評価できなくなることがあるかもしれません。でも、これも「アイデンティティ再体制化のプロセス」の一場面ととらえてはいかがでしょう。

    気の治療はまず自分が受け入れることからしか始まりません人に弱みを見せたくない、見せられない立場であったり、更年期障害やウツというのは甘えがある人がなるといった偏見。キャリアウーマンが更年期を自分の問題として受け止めにくい理由です。
    更年期障害ということ、あるいはウツ病というのは、いままでキャリアを積んできた自分自身を否定することにつながりかねないと信じている人がけっこう多いと、池下育子医師は指摘します。
    病気の治療はまず自分が受け入れることからしか始まらないと、肝に命じておくことが大事です。異変を感じてからの対応が迅1とにかくもうためらってはいけないのが更年病気はすべて早期発見、早期治療が症状をこじらせないための秘訣です。もし、いつもと違うなにかの症状が2週間たっても消えないときには、専門家を訪ねましょう。

    ストレス解消に役立ちます

    かかりつけのドクター、あるいはその症状の専門医を受診して、症状がよくならないときは念のため更年期外来を受診するのが、更年期年齢の女性の常識と覚えておきましょう。
    年期に対して抵感をもっていてしい情報を得ることができませんまさに備えあれば憂いなし。更年期には多かれ少なかれ何らかの身心の異変がおこりがち。
    情報を集め、ある程度の知識を持っておくことをお勧めします。
    そう思って中高年になるとできにくくなると覚しておくといいでしょう最近は男性なみに女性にも責任ある仕事をさせる企業も増えています。といって、組織の中で女性と男性は対等かというと決してそうではありません。上昇志向をもって組織で仕事をバリバリやってきた人ほど、見えないガラスの天井の存在を思い知らされるもの。
    その天井にぶちあたって前にも進めず、といって後にもひけないというストレスも、キャリアウーマンの更年期にはつきものです。
    残念ですが、現実として知っておく必要があるのでしょう。
    を必要とする時でもありま老親の介護の問題は仕事を持つ女性にとっては、仕事と介護の両立を考えると、親思いであればあるほど葛藤もストレスも大きくなります。更年期症状を重くさせる大きな原因のひとつです。
    婦人科のドクターの野末悦子さんは乳ガンの体験者というハイリスクをおして、HRTを選択し、親の介護をまっとうしたと伺ったことがあります。親の介護のために仕事をやめる選択をする人、薬の力を借りてがんばる人、いずれにしても老親の介護は更年期と重なることが多いのが現実です。のしている時更年期状が出る時。
    備えあいなし更年期症状の出るタイミングは、体験者の話をうかがった印象では、大きな仕事をがんばってやっている最中より、むしろ一段落したときに出やすいようです。
    「別に体調を崩す理由などないのに」と原因が思い当たらないのに、て下さい。
    なんとなくヘンなときは、更年期を疑っ更年期は第2の成人期の始まり。

    治療を受けておく

    ガンと心臓病といえば
    ガンと心臓病といえば

    医療施設とネットワークを作っています

    この本で第2成人期のすばらしさが理解してもらえましたか私たち日本女性の寿命はこの半世紀で飛躍的な伸びをとげました。その一方で、女性の閉経年齢は平均寿命が50歳のときも、86歳の今も変わらず、50歳前後です。ちょっと不思議な感じもしますが、いまや私たちは30年余りも女性ホルモンのない状態で生きていかなければならない時代なのです。
    ところで、自然界で閉経後もその人生を永らえる哺乳動物は、人間だけだということをご存じでしょうか。
    その人間も、つい最近になって大集団で閉経後の長い人生を獲得したばかり。女性ホルモンに関して生物としては前代未聞人類としてもその歴史が始まったばかりの事態の中に、私たち更年期の女性たちは入っていこうとしています。はたして健康はどこまで保障されるのでしょうか。

    女性ホルモンのエストロゲン製剤プレマリンが初めて世に出たのは半世紀余り前のことです。
    その後女性ホルモン補充療法として治療法が確立し、更年期障害の治療法としてだけでなく、ポーター役として登場したのは、このことと無縁ではありえないでしょう。
    閉経後の健康維持のサ女性ホルモンが不足すると身体のあちこちにガタがくることはすでに明らかになっています。そして私たちの世代は今のお年寄りのように「こんなに長生きするとは思わなかった」と言いながら7080代、あるいは90代を迎える時代ではありません。自分の母親以上に長生きすることを前提に、目、歯、骨、血管……自分自身の住処である身体の修理、保守、点検をするなどの備えが不可欠なのです。