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ガンへ移行します。

ホルモンと女性

身体だけではありません。心についてもポスト更年期への備えは必要です。たとえば、あなたが現在53歳だとします。20才で成人式を迎えてから33年が過ぎ、もし平均寿命を全うする後半の人生がちょうど始まったばかりです。
としたら、今はちょうど成人期の折り返し地点。
人生が待っているのでしょう。
この先、どんなもちろん、若いときのエネルギーはすでにありません。寝る間も惜しんで遊び、仕事をした活力あふれる日々はもう戻りません。寂しさがないといえば嘘になります。また、将来を考えると、ガンやアルツハイマなど病気の心配だってあります。脳卒中で半身不随になる可能性もゼロではありません。しかし、若さを失ったことを嘆き、病気や訪れるかもしれない不幸を心配しながら、喜びや活力もなく暮らすには33年は長すぎます。
すでに失ったものを数えあげる時間があったら、今手にしている能力、将来伸ばしていける才能を数ぇて新しい生き甲斐を見いだし、その準備を始めるべきでしょう更年期の私たちには若さの代わりに豊かな経験があります。物覚えが悪くなった代わりに物事を分別する力が備わっているのです。いまや、更年期のあとにある人生は単なる余生ではすでになく、もうひとつの花開く人生なにか新しいことを始めるのに十分な時間があります。しかも、うれしいことは前半生と違って、結婚や子育て、家族の世話、会社の出世競争といった社会的な義務や責任が格段に軽減されているのです。
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ガンも防げます。

  • 健康被害はさらに深刻です。
  • 神経が生
  • ホルモンのはたらきによるものです。

ストレスを感じたときに食べたり飲んだりするという

自由にいかようにも自分らしくあつらえられるのがポスト更年期の人生なのです。ここに登場してくださった体験者の方々のほとんどは、更年期のあとの人生をどう生きていくか答えをみつけていました。ある人はいままで最優先させていた職場を捨てました。また、大切だと思っていた広い人間関係を整理し、大切な仕事により集中できるような環境づくりを始めた人もいました。まさに、朝に大切だったものが午後にはそれほどでもないと気づいた結果でしょうか。また、更年期にキャリアを捨て、専業主婦になる選択などは人生80年時代だからこそ、独身女性の選択肢として大いにあっていいと思えます。症例でご紹介した何人かの嬉しい後日談をご紹介しましょう。前のページのピアニストの石田恭子さんは、現在ソシャルダンスとアルゼンチンタンゴにはまって、アマチュアの世界チャンピオンを目指して特訓中です。病院通いやカウンセリングにかかっていた費用が、そっくりダンスのレッスン費に移行し、経済効果は100%とか前のページの田口早苗さんは取材当時、出口の見えない状況で、とても気がかりだった方です。
その後、早苗さんは別の婦人科を訪ね、そこで会った医師との相性がよかったこと、処方された精神科の薬の効果もあって症状が改善。さらに医師のアドバイスで会社の社長に現状を訴えたところ、社長自身が男性更年期の真っ只思いがけず早苗さんの病状に深い理解を示して、2週間の休暇をとることができました。超がつく激務から解放されて休養を得られたのもさることながら、上司に理解してもらえたことが早苗さんにとっては大きな癒しになったようです。同じ前のページに登場した小学校教師の本橋小夜子さんは、学校を退職したあと、数カ月後再び学校に勤務するとになったと報告がありました。とはいっても「今までとは全く異なる身分と仕事内容」です。適度な刺激と緊張感を感じながらの仕事。「現在の選択は良かったと思う毎日です。自分のために使う時間を持てる喜びをしみじみと感じています」と手紙に綴られていましたポスト更年期の人生の設計図を書くために、大きな知恵をかしてくれる本があります。米国のジャーナリスト、ゲイル·シーヒィの著書『ニュー·パッセージ新たなる航路』徳間書店です。シーヒィは初めて更年期と正面から取り組んだ書として知られる『沈黙の季節』の著者としてよく知られています。

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医学書から学ぼう

ニュー·パッセージでシーヒィは、45才からの心の発達のステージについて考察するため、7年の歳月をかけて、国勢調査局と共同調査を行いました。その間に500人の男女へインタビューし、7880人の男女を対象に調査を試みています。
同書には更年期女性だけでなく、45才以降の男女を問わず人間の生き方のヒントがぎっしり詰まっています。ぜひ、ご一読をお勧めします。ただ、現在は版元に在庫がないようなので、図書館をご利用ください。
シーヒィは中年期について、次のような示唆に富んだ助言をしています。
『第二成人期』(シーヒィは40代半ばからの人生をこう名付けた)への移行期間と取り組む年齢には、男も女もかなりのばらつきがある。もし、標準があるとするなら、45歳は若さの晩年を意味し、50歳は『第11成人期』の青春の始まりである。
中略『小さな死』は必要な冬なのだ。そこで休息し、強くなり、栄養をとりこれから来る長い成長の季節に備えるのだ。実際には、永遠に続く春のように見えていたわたしたちの若い成人期の終わりが見えてきたときこそが、わたしたち自身を作り直すチャンスなのである。
「心理学的には、新しい自我が生まれる前には何かが死ななければならない」といいます。一定のキャパシティの中で新しい何かを得るためには、手持ちのものを捨てなければならないのは当然でしょう。
治療を受けておく

細胞が毎日少しずつ骨を溶かしている。

女性の更年期はいわば死と再生を体験する時期だと考えるなら、人生の中でもただならぬとき。あせらず、ゆっ休み休み事を進めるにかぎります。そして、「更年期をなにごともなく過ぎてしまう人もいるのに、なぜ私ばかりがこんなにつらい思いをしなければならないの」と嘆いているとしたら、こう考え直してみてください。
更年期はつらい分だけ、あるいは失うものが多いほど、より新しくより豊かで充実したポスト更年期が約束されているのだとでは、ポスト更年期の人生、より豊かで充実したものにするためにはどうしたらいいのでしょう。シーヒィが考える、第二成人期でもっとも成功する人たちとして、同書の訳者の田口佐記子さんが、まえがきで簡潔に記しているので、ご紹介しましょう。

  • 人と競争したり人を喜ばせるだけに生きるのを、もうやめた人
  • それをしていると時間のたつのを忘れてしまうことを見つけた人
  • 家族、友人、他人と意欲的に連帯しようとする人つでもよいから何かを社会に還元しようとする人ポスト更年期、まだ先の展望が見えないというあなた、まずは自分のために使う時間を持てる喜びを大切に、夢中になれるものを見つけることから始めましょうか。
    今まさに更年期の川を渡りつつある人、岸辺に立ち尽くしている人、川が視野に入ってきた人。そうした女性たちにとって、本書が更年期の川を渡る際、「渡りに船を得たるがごとく」お役にたてれば、こんなうれしいことはありません。

    メタボ世代がかかりやすい病気

    からだの部位別に病気を分類し、それぞれの病気の症状や原因、検査法、治療法などを解説します。
    検査結果で疑われる病気があったら、その病気について知っておきましょう。

    高血圧

    いま医療機関で治療を受けている人のなかで、いちばん多い病気が高血圧で、で70%を占めています。

    薬野菜を買うこともできます。

    女性は各年代で男性より約10%少なくなっています。
    患者数は約750万人と推定されています。
    その割合は、男性は40代で40%、50代で50%、60代で60%、70才以上高血圧は脂質異常症高脂血症とともにサイレントキラーといわれます。どちらもほとんど症状はなく、腎不全などの重大な病気を起こして死に至る恐れがあるからです。音もなく忍び寄る殺し屋というわけです。
    知らないうちに脳や心臓、腎臓などの血管が障害され、やがては脳卒中や心筋梗塞日本人の死因の第1位はがんで約30%、因の一つが高血圧なのです。
    第2位と第3位は心臓病と脳卒中で、合計すると30%を超えます。

    つまり、日本人の3人に1人は心臓病や脳卒中で亡くなっているわけですが、その重要な原症状·原因.二次性高血圧
    本態性高血圧
    高血圧には、態性高血圧は、他の病気が原因で起こる年齢とともに血管の弾力が失われたり、と、汚れがたまって血管が狭くなったりするなど、はっきりした原因がわからないのに、中高年になって始まるとがあります。
    高血圧患者のほとんどが後者です。
    本老化現象が要因になっていると考えられます。
    血圧は絶えず変動しており、一般に、寝ているときには低く、起きて活動していると上昇します。早朝は低く夕方になると高くなりますが、もし朝起きたときの血圧が高かったら、動脈硬化が進んでいる可能性が高いので要注意です。また、気温の高い季節は低めになり、寒い季節は高くなりがちで、冷たい刺激は血圧を上昇させます。
    病気で予後不良

    症状が主体の急性期によく使わ
    症状が主体の急性期によく使わ

    健康を守ってくれています。

    血圧は精神的な影響を受けやすく、怒ったり興奮するなど精神的緊張が高まると上昇し、リラックスしていると下降します。医療機関で血圧を測ると、緊張してふだんより血圧が高くなることがあり、白衣性高血圧と呼ばれます。
    また、本態性高血圧は素因が関係していて、約70%に遺伝関係が認められます。両親に高血圧の人がいたら、30代から血圧に注意をはらうようにしたいものです。
    初期の高血圧はほとんど症状がありません。進行すると、頭痛、めまい、動悸などの出る人もありますが、出ない人も多いため、症状に頼るのでなく、こまめな血圧測定で発見に努めることが大切です。検査·診断.血圧の検査は単に血圧を測定するだけでなく、関連のある病気について調べる検査が行われます。二次性高血圧が疑われるときは、その原因となる、腎臓病糸球体腎炎、腎盂腎炎などや木ルモンの病気(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫など)を調べるために、血液や尿の検査が必要です。また、高血圧のために起こる動脈硬化の進行度を知るため、胸部X線検査、眼底検査、心電図検査、頭部CT検査などの検査も行われます。
    血圧は変動しやすいため、1日に時間を決めて、2~31回測った結果によって診断されます。収縮期血圧140mmHg、または拡張期血圧90mmHgを超えると高血圧と診断されます。
    高血圧学会が示しているコントロールの目標値は、65才以上の高齢者は14090mmHg、64才以下の人は135/85mmHgです。治療が必要とされるの数値は、ほかのさまざまな条件によって違ってきますが、収縮期血圧が160mmHg以上、拡張期血圧95mmHg以上が目安になっています。

    治療

    高血圧であることがわかっても、よほど血圧が高い場合をのぞいて、すぐ降圧薬を投与することはありません。まずは生活指導を行います。塩分を減らす、太りすぎを解消する、不摂生や過労を避け睡眠と休養を十分にとる、ストレスをためない、運動不足を解消するなどです。そうした生活改善をしても、あるいはできなくて、まだ血圧がt分に下がらないときに、はじめて降圧薬を投与することになります。